一面補強工法
JRをはじめ、鉄道各社が所管する高架橋等の柱部材に対して露出している一面を、16~22mm程度の鋼板とアンカーで補強する耐震補強工法です。柱の一面が露出していれば施工可能なので、特に高架下が店舗・倉庫等に利用されている場所で優れた施工性・耐久性・経済性を発揮します。
使用製品
カルバート構造物のせん断補強工法
カルバート構造物の内壁面側から壁内部に向けてせん断補強材(鉄筋)を挿入し、充填材で固化させ補強する工法です。特に、これまで補強が難しいとされていた地下、または半地下構造物に埋設されているカルバート構造物の補強に優れており、特に地下に埋設されている機械や設備移動が不可能な現場に有効な工法です。
使用製品
- デンカボルトフィックス
コンクリート柱(電車線路用)耐震補強工法
高架橋上に設置されたPC造のコンクリート柱は、地震発生時に増幅された地震動の影響を受けてもろくなり、破損する恐れがあります。PC造のコンクリート柱をRC造化することで、新たに建て替えをすることなく、変形性能を大きく改善できる耐震補強工法です。
協会
RB(リブバー)耐震補強工法
柱部材を囲むように鋼材を設置することで、耐震性能を高める工法です。特に、高架下で壁等の支障物がある場合、また資機材の運搬が困難な場合には、優れた施工性、経済性を発揮します。
落橋防止工
地震発生時、橋桁が進行方向に揺れた場合、何も対策を行っていないと橋桁が落下してしまう恐れがあります。橋桁同士をPCケーブルで連結させる方法や、PC鋼棒、チェーン等で橋桁を橋脚に繋ぎ止めることにより、橋桁の落下を防ぐ効果があります。
使用製品
縁端拡幅工
地震発生時、橋桁が進行方向に揺れた場合、縁端部をコンクリートで拡幅することで橋桁の落下を防ぎます。拡幅部にアンカーを施工した後に、コンクリートを施工します。
使用製品
鋼構造物保護工法(鋼製橋補修)
横断歩道橋などの鋼構造物の腐食部を紫外線硬化型ガラス繊維強化プラスチックシートで被覆補修する工法です。使用するシートは、工場で樹脂を含浸させた状態で現場に納品されるので、品質が一定に保たれます。
使用製品
連続繊維補強工法(炭素繊維、アラミド繊維)
軽量かつ高強度で耐久性に優れた繊維を補強材料としており、 既存コンクリート構造物の表面に接着し、薄層の補強層を形成して構造体を補強する工法です。
支承取替工
耐震性・機能性の向上、劣化や損傷等を防止するために、橋梁の上下構造の接点である支承を取り替える工事です。
使用製品
断面修復工(ダメージレスアンカー)
コンクリートの脆弱部分を除去し、断面修復材で復元を行う工事です。修復する範囲が小さい場合は、左官仕上げで、広範囲であれば吹付けで行われます。ダメージレスアンカーを使用することで断面修復材を拘束し、二次劣化による剥落を防止します。
使用製品
ひび割れ補修
コンクリート構造物は、コンクリート自体の乾燥収縮や外力の影響等によってひび割れが発生します。ひび割れが起こると、コンクリートの耐久性が低下してしまう恐れがあるため、大きく進行する前に補修を行います。
使用製品
フェールセーフ対策
トンネル内の道路付属設備を落下防止ワイヤー等で、二重の落下防止措置を行います。
パワーキュージンドリルで無塵施工を可能にし、ゆるみ止め機能付きナット「U-NUT」が付属されたメタルセーフアンカーを使用して施工することで、より安心・安全に設置することができます。
使用製品
鋼製工作物設置工
鋼製工作物を新たに設置したり、既存物の交換を行う工事です。メタルロックアンカーを使用することで、打込み完了目安ラインに沿って、確実かつ安全に施工を行うことができ、アンカー打設後すぐに鋼製工作物の取り付けが可能です。
使用製品
補強・補修用吊足場
コンクリート橋の補強、補修には、安全な作業空間の確保や、落下物等による災害防止のため仮設の足場が必要になります。チェーン等で吊足場を設置する際には、アンカーを使用して取り付けます。
使用製品
剥落防止対策工(JKネット)
コンクリート橋の劣化により、剥落したコンクリート片による第三者災害を防ぐためにネットを設置する工事です。構造物の形状に応じて加工して設置することが可能で、アンカー等を使用して設置を行います。
使用製品
剥落防止対策工(スマートメッシュ)
耐候性、難燃性、耐アルカリ性に優れた高強度ビニロンネットを、先端拡張型注入口付きアンカーピンを使用して、簡単に施工することが可能です。
ダイレクトアース工法
地面に太陽光発電等を設置する際に使用する工法です。平地では重機を使用することで大量施工を可能にし、重機の使用が困難な斜面では、専用の打込機を使用して施工することが可能です。独自開発の強度確認試験機を使って、設置場所での性能確認も可能です。
使用製品
特許・技術認定
技術審査証明取得
防護柵設置工
鋼管スパイラル杭のマルチスクリューを使用し、防護柵の設置を行います。電動工具を使用し、素早く簡単に施工することが可能です。また、逆回転させることで、杭の交換作業や撤去作業ができます。
使用製品
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