リニューアル工事に伴う現場計測作業において、さまざまな制限がある現場作業を、3Dレーザースキャナーを用いることで安全かつ短時間で作業が行えます。
また、スキャニングしたデータ(点群データ)を仮想空間としてPC内に表現することができます。
採寸作業はPCで!モデリングデータから3D-CADで図面化するなど、現場をPC内にそのまま再現することで、これまでの作業が激変することを体験してください!
Leica_RTC360_v1.0.1
● Leica RTC360 3D レーザースキャナー
高速かつ機動性に優れた高精度の3Dリアリティキャプチャ・ソリューション
Leica RTC360は周囲の状況を3次元データ化し、高速で使いやすく高精度のポータブル・ハードウェアおよびソフトウェアを提供し、現場およびオフィスの業務の効率性と生産性を改善します。RTC360 3Dレーザースキャナーは、現場の詳細なデータをキャプチャして正確で信頼性の高い3次元モデルを生成し、専門家が複雑なプロジェクトの管理を行えるようにするソリューションです。
スキャン
スキャニングモードは3段階の測定密度を選択できます。密度の低いモードでは測定スピードが早くなる代わりに点群密度が低くなります。逆に高密度モードで測定すると時間が長くなります(約4分/1スキャン)。
目安としましては、100㎡の床面積で通常三脚を使用し15スキャンとした場合でスキャニング作業自体は約1時間程度です。準備などを含めても約2時間程度で作業を行えます。
ビューワ操作(採寸)s
ビューワ(成果物:閲覧用データ)での採寸作業の1例をご紹介します。
一度、現場の点群データを採取すれば、採寸の度に現場へ行くことがなくなります。現場をそのままPCの中で再現し、必要な箇所を採寸できます。
手の届かない高い現場を採寸する(高所作業)場合、足場や脚立などを使用した安全対策が必要となりますが、このビューワを使うことで事務所で作業が完結できます。様々な箇所を採寸できるので、大幅な作業効率化がはかれます!
成果物(モデリング編)1
スキャニングデータは非常に大容量になるため、PC上で操作し易くするために、データ処理を行います。
ノイズ除去や描画点群作成など様々な処理を行いデータ容量を軽くし、必要に応じて配管やダクト、壁面、鋼材などのモデリング作業も行います。
ビューワ(閲覧用データ)はノーライセンスでモデリングソフトの簡易操作を可能とし、採寸作業や平面作図作業、他のソフトへの出力が可能となります。お客様でDWG/DXFへのエクスポートが可能です。それ以外の拡張子へのエクスポートは、別途お申し出ください。